ページ内に商品プロモーションを含む場合があります。
妊娠初期の頃は「寝ても寝ても眠い…」
妊娠後期に入ってからは「夜はぜんぜん眠れない…」
睡眠ひとつとっても妊娠中って大変。
眠たいときは寝ればいいけど、何しても眠れないときはけっこう困りますよね。
焦る気持ちとは裏腹に、不安や心配事がふくらんで余計に睡眠不足のループに入ってしまいます。
ただでさえ身重で色々と不自由も多く、些細なストレスが溜まりやすい状態。
そんな中で睡眠不足にまでなったら、余計なストレスがたまる一方です。
元気な赤ちゃんの出産に備えて、なるべくストレスはためずに、体力温存しておきたいところ。
この記事では妊娠後期、とくに臨月の頃の睡眠不足の原因と少しでもよく眠れる方法をご紹介したいと思います^^
- もくじ -
妊娠後期(臨月)に眠れなくなる原因ってなに?
妊娠後期の睡眠不足の原因はそれぞれ!
と言っては、身もふたもありません。
ですが、この時期の睡眠不足原因は一つではなく、様々な要因によって不眠になるんです。
一般的に多いのが、”昼は眠いのに夜になると眠れなくなる”といったパターン。
夜眠れなかった分、昼間に睡眠をとって、また夜眠れない…そんな悪循環にハマってしまうママもいます。
それぞれの原因について、代表的なものを一つずつ見ていきましょう!
大きくなったお腹
当たり前なんですが、妊娠が順調に進むと、お腹はどんどん大きくなります。
妊娠後期になるとだいぶお腹が大きいので、寝る体勢はだいたい同じような体勢に。
ということは、”自由に寝返りを打つことができない=寝苦しくなる=寝付きも悪くなる”というループが始まります。
もう一つ、子宮が大きくなることによって膀胱が圧迫された結果、トイレが近くなって何度も目が覚めてしまうことも多いです。
胎児の動きが活発(胎動が激しい)
妊娠後期になると、赤ちゃんもそれなりの大きさになり、お腹をパンチ&キックする力も強くなってきます。
安定期に比べて激しい胎動を感じることも増え、時には「痛いっ!」と感じることも。
それが夜~朝方まで何度もあると、ゆっくり眠れるような環境じゃあないですよね。
お腹の赤ちゃんがちょっと休憩タイムで静かでも、ママとしては「次はいつあの激しい胎動が来るんだろう…」と、気になって眠れなくなるパターンもあります。
不安によるストレス
これは妊娠中のママほぼ全員が陥ってしまうことではないでしようか?
「無事に産まれてきてくれるかな…」「陣痛はどれくらい痛いんだろ…」など、上げればきりがない程の不安がストレスとなって、睡眠不足の原因になってしまいます。
妊娠中じゃなくても、不安や心配事でストレスを抱えていると眠れなくなりますからね。
出産が着々と近づいてきている妊娠中のママであれば、余計にそうなってもおかしくありません。
「このまま出産後も眠れないのよね…」と、どんどんナイーブになってしまうママもいます。
エストロゲンの分泌量増加
エストロゲンとは卵胞ホルモンのことで、眠りを抑制する作用があります。
妊娠後期に入って、臨月に近づいてくると、このエストロゲンの分泌量が増えて、なかなか眠ることができなくなってしまうんです。
でもこれはマイナスなことではなく、出産が近づいている証拠!
赤ちゃんとの生活に体が備えているので、だいたいのママが経験することなんです。
妊娠後期の睡眠不足を解消して少しでもよく眠れる方法
上記のように妊娠後期には様々な理由が重なって、睡眠不足となってしまいがちです。
次にご紹介する、睡眠不足を解消して少しでもよく眠れる方法は、「どんなママにも効果がある!」と保証できるものではありません。
自分自身に合う方法があれば、睡眠不足に悩まされず、体も心も少しは楽になるはずです^^
楽に眠れる体勢を見つける
妊娠後期のお腹の大きなママは、寝る体勢にも一苦労。
そんなママにおすすめなのが、”シムス体位”です。
体の左側を下にする形で横向きになり、右足を軽く曲げる
多くのママは「これが一番楽で寝やすい」と感じるんですが、たまに窮屈に感じるママもいます。
窮屈に感じたときは、抱きまくらを使うのがおすすめ!
足の置き場が安定することによって、気持ちよく眠れるんですよ。
気分転換に、自分に合う抱きまくらを探すのもいいかもしれません^^
適度な運動も大切
臨月になると体を動かしたり、ちょっとお出かけするのも怖くなっちゃいますよね。
「もし転んだりしたら…」「破水しちゃったらどうしよ!?」「下手に運動して赤ちゃんに影響があったら?!」などなど。
その心配する気持ち、とってもよくわかります!
家の中で軽く体を動かすとしても、「一人のときじゃ不安」っていうママもいることと思います。
ただ、出産する病院の担当の先生から「絶対安静ね」と言われているママは別として…
妊娠の経過も順調でママ自身も元気ってことであれば、軽く体を動かすことも必要です。
軽くでも体を動かせば、出産のための体力もつくし、何より体が疲れるので眠りにつきやすくなります。
でも、無理は禁物!!
産婦人科の担当医や助産師に、どんな運動はしていいのかなど確認しましょう。
運動による疲れと外の空気を吸ってリフレッシュすることで、自然と眠りにつけるかもしれません。
眠る時間を決めずに寝る
人って「夜に寝なくちゃ」みたいな本能があります。
夜に寝るのが当たり前なんですが、出産前の不安とかって夜になると考えてしまうことが多いんです。
そんな眠れない日を繰り返してると「また眠れない夜を過ごすのか…」と考えるように。
それも睡眠不足の大きな原因になってしまいますよね。
無理に夜寝ようとすると逆にプレッシャーになるので、昼にちょっと眠くなったときは、素直に寝ちゃいましょう♪
「夜まで我慢!」みたいに考える必要はありません。
”いつもの体”とは違うのですから「寝たい時に寝る!」が基本。
昼夜問わず休めるときに休んで、少しでも体力をつけておくことが大事です。
専業ママも兼業ママも、お腹の中で赤ちゃんを独占できるのも残り少ない時期。
睡眠不足でストレスためてる場合じゃありませんよ^^
マイペースマイペースですよ♪
妊娠中のママには、それが一番大切です。
さいごに
睡眠不足の原因は、不安だったり、寝苦しかったり、様々です。
でもそれって、妊娠中のママ一人でぜーんぶ解消するのは無理!
一人でがんばろうと思わないで、不安があれば旦那さんや家族に聞いてもらいましょう。
昼間でも家事や掃除におわれて寝たくても眠れない状況になるのは今日で最後。
旦那さんや家族とよく話し合って協力してもらうといいですね。
大事な時期に、文句を言うような旦那さんや家族は放っておきましょう^^