妊娠高血圧症候群 実際に体験した症状から管理入院 出産産後までの話

妊娠トラブルの一つで、以前は”妊娠中毒症”と呼ばれていました。

初産や肥満の人が発症することが多く、今まで高血圧になったことのない人も発症します。

私も出産時、蛋白尿を伴う妊娠高血圧腎症になりました。

私の場合、妊娠初期から症状はあったんだと今になって思いますが、本当に急に発症したんです。

この記事では私が実際に体験した、妊娠高血圧症の症状から管理入院・出産・産後までの様子をお話します。

妊娠した頃から感じていた妊娠高血圧症候群の症状

妊娠初期には目の前に星が飛ぶ

星が飛ぶってなに?って思っていました。

意味が解らずだったんですが、今思えば「あれか!」とわかります。

私は妊娠初期から目の前に光る丸みたいなものが見えました。

 

検診では血圧も高くないし、特に異常もありません。

でも、ハッキリと見えていたんです。

ずっと『飛蚊症かも』と思っていたんですが、違ったんですね。

そう考えると、これが前兆でした。

妊娠中期には異常な胃の痛み

つわりの次につらかった症状です。

一日中胃のジリジリとした痛みがあって、耐えられず病院で相談。

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その時、主治医も顔を曇らせていました。

もしかしたら先生は、前兆だと感じていたのかもしれません。

この胃の痛みは2ヶ月近く続きました。

つわりがあけた頃だったので、ちょうど安定期のころ。

今思い出しても「もう経験したくない」と思うくらい辛かったです。

妊娠後期に入る頃にはむくみで目があかない

妊娠後期に入るころ、朝起きた時のむくみが気になりだしました。

手足はもちろん、顔が浮腫むんで二重が一重になるほど。

しばらくしたら戻るんですが、浮腫み方がひどかったんです。

妊娠中のむくみはよくあることで、病院で相談しても、そのとき蛋白尿も出ていないので経過観察ということに。

このあたりから急激に、妊娠高血圧症候群の症状が悪化していきました。

異常な体重増加とは反対にトイレの回数は減る

臨月直前に、親戚の結婚式があったんです。

その披露宴でいつもよりもたくさん飲み物を飲んだのに、飲んだ量に対して全く出ないんです。

医者でもない素人の自分ですら、これはおかしい!と感じるくらい。

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その頃は検診も毎週。

体重は1週間で4キロプラス。

血圧は高くはないけど、尿たんぱくの反応がでていました。

トイレのことも含めて、妊娠高血圧症だろうと言われたんです。

これは臨月に入ったときでした。

そのときは入院はせず、通院でお願いしたので一時帰宅できたのですが、食事管理をしても全く良くなりませんでした。

妊娠高血圧症候群の症状が悪化し管理入院が決まる

結局、管理入院になりました…

検診に行ったとき、看護師さんや助産師さんが大騒ぎしていたので『何かな?』と思っていたら、私のことでした。

どうやら待合室にいた私の顔が、いつもと違うので大慌てだったようです。

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その検診では血圧も完全にアウト。

体重もまたプラス3キロ。靴も入らないくらい足は浮腫んでいました。

本当は、ここまで悪くなる前に入院すべきだったんです。

管理入院は携帯もテレビも禁止。

カーテンも開けない、トイレ以外歩行禁止でした。

もうつまんなくてたまらなかった、というのが正直な感想です。

入院した日は好きな映画のテレビ放送日で、楽しみにしていた分だけベッドの上で泣いたのを覚えています。

出産まで4日間入院したのですが、その間食事管理されているのに体重は3キロ増えました

 

全く良くならなかったんです。

たぶん、すごく悪くなってしまっていたんでしょうね。

妊娠高血圧腎症から緊急帝王切開での出産に

 

妊娠高血圧症候群は、その症状だけではなく様々なトラブルを引き起こすことも。

一つの例として、常位胎盤早期剥離などがあげられます。

常位胎盤早期剥離

赤ちゃんがまだお腹の中にいるのに、先に胎盤が剥がれてしまうこと。

これは赤ちゃんが危険にさらされるだけでなく、大量出血を起こし母体が危険になる、とても怖い病気です。

昔は助からなかった出産トラブルだそうです。

なるべく早く赤ちゃんを出すことが一番の治療法であり、だいたいが帝王切開になります。

私も結局陣痛が来るたびに血圧が上がったので、最終的に帝王切開での出産になりました。

 

妊娠高血圧症候群でも自然分娩は可能!

私が入院していた病院で聞いた話ですが、血圧が高くても血圧を下げる薬を点滴で入れながらであれば可能だそうです。

ただ、しっかりと陣痛が来ていること。

陣痛が遠い、まだお産が進みそうもない時は体に負担がかかるので、ダメだそうです。

実際に私が出産する少し前に、同じ症状でも自然分娩された方がいたと聞きました。

出産後の様子

産後半年間くらいは、高血圧が続きました。

幸いにも血圧の薬を飲むほどでもなく、たまに頭痛薬を飲む程度で済んだので、良かったです。

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しかもビックリすることに、産後6日目にして体重−14キロ。

妊娠前よりもやせました!

私の場合は、排出されなかった水分が体重増加の原因だった。

子供への影響は全くありません。

うちの子は産まれる直前まで元気いっぱい!

予定日二週間前に生まれたのに、超ビッグベビーでした^^

それだけが本当に良かったです。

さいごに

この病気は体質的なところもあるそうです。

特に母親が難産だったりした場合、子供もその体質を受け継いでいる可能性があります。

私も母が二回の出産ともに難産だったので、体質もあるのかな?と思います。

もし症状に心当たりがあれば、ちょっとした異変でも必ず病院で相談してみましょう。

早めに診断できれば、ひどくならずに済むかもしれません。

赤ちゃんのためにも自分の為にも。