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今年は例年にないくらい猛暑でしたね。
台風や地震など自然災害にも悩まされました。
とはいってもまだ少し日中は暑い…朝晩の寒暖差が激しくなるこの時期は、大人も子供も体調を崩しやすくなります。
毎年寒くなると様々な感染症が流行り、インフルエンザで学級閉鎖されることも…
今年はすでに風疹の患者数が増えているそうで、通常の感染症以外にも気を付けないといけないでしょう。
今年初めて保育園や幼稚園に行き始めた子供たちにとって、初めて迎える冬がもうすぐやってきます。
いくら対策していても、園でもらってくることもあるので難しいですが…
この記事では”毎年、冬に流行る子供の感染症”をご紹介します。
もし当てはまる症状がでた場合は、早めに医療機関を受診しましょう^^
重症化すると危険!RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は、1歳までに半数以上、3歳までにほとんどの子供が感染すると言われている病気です。
ウイルスに感染することで、咳や鼻水など呼吸器系に症状が出ます。
ひき始めは「鼻風邪」のような軽い症状なので、安易に考えがち。
しかし次第に咳が出だして、酷くなると呼吸困難になるほど強い咳込みをします。
また発熱を伴うこともあり、特に生後半年までの赤ちゃんが感染すると、肺炎を引き起こし重症化することもある恐ろしい感染症です。
しかも赤ちゃんの場合、悪化するのが早いので、感染するとほぼ入院になるそうです。
RSウイルス感染症は、秋頃から増加し冬にピークを迎えるので、まさにこれからですね!
大人の場合、免疫をもっているので鼻風邪程度で済むことがほとんど。
ただまれに高熱が続き重症化することもあるので、38℃以上の熱が3日以上続くようなら受診し、検査をされることをおすすめします。
集団感染に注意!溶連菌感染症
溶連菌は健康な体には無害なものもあるのですが、この感染症の怖いところは、様々な合併症を引き起こすことです。
溶連菌は喉に感染する病原体で、飛沫感染でうつるので学校などでの集団感染が多い病気です。
喉に感染するので強烈な喉の痛みを伴う、咽頭炎や扁桃炎をひきおこします。
また体や手足、舌に赤い発疹(イチゴ舌)ができますが、不思議なことに熱はあまりでないのも溶連菌感染症の特徴です。
もう一つの特徴として、鼻水や咳がでないこと。
なので、まだお喋りができない小さい子だとなかなか症状が気付きにくいと思います。
機嫌が悪い、水分を飲むと泣き出した、舌に発疹があるなど、少しでも異常を見つけたら医療機関を受診しましょう。
この感染症は合併症をひきおこすことが怖いと言いましたね。
そうならない為に必ず守ってほしいことが、処方される抗菌薬をしっかり飲むことなんです^^
風邪薬や整腸剤は、症状が落ち着いたら薬を飲むのをやめてしまいがちですよね?
溶連菌感染症に関しては、それは絶対にやめましょう!
しっかり抗菌薬を服用し、体内にある菌を全て退治しないと、再発したり酷くなって合併症をひきおこす原因になることもあります。
なので再検査で菌がいなくなったことを確認するまでは、ちゃんと服用しましょうね。
家族みんなで感染注意!乳幼児嘔吐下痢症(ロタウイルス)
乳幼児嘔吐下痢症ときくと『???』と思いますが、ロタウイルスと言えばわかりますよね。
ロタウイルスは激しい嘔吐と下痢が主な症状。
普段の風邪とは違い嘔吐と下痢の回数が多いので、体の小さい子供は脱水症状を起こしやすくなります。
この病気は吐いたものの後片付けや、消毒しないままトイレを使うだけでも感染してしまいます。
汚物の処理をする時は、必ず消毒用のアルコールと、使い捨て手袋、マスクは絶対に使いましょう!
我が家も子供が感染したときは、本当に大変でした。
後片付けだけで親はグッタリで、子供が治るころに親にうつってダウン。
子供から大人へ、家族みんな感染する…ロタウイルスあるあるです^^;
おそらくそれくらい感染力の強いウイルスなんでしょうね。
予防としては手洗いうがいはもちろん、外出先のトイレを使う際は、最初に一度流すと効果的ですので、心がけるようにしましょう!
さいごに
今回は3つの感染症をご紹介しました。
予防はとても大切ですが、集団感染などどうしても防ぎきれないこともあります。
ならないのが一番、でもなってしまった時に酷くならないようにと、他の人にうつさないように気を付けることもとても大切ですね。
「あれ?」と思った時点で病院へ行く。
その時もいきなり行くのではなくて、まず先に病院へ電話して症状を伝えること。
そうすることで他の人にうつさなくて済みますしね。
そういう配慮も子供をもつ親として大事な事です。
冬は子供にとって楽しいイベントがたくさん!!
いっぱい楽しめるように、家族みんなで風邪予防をしていきましょう♪