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2018年も半分が過ぎました。
「平成最後の年」の今年は、過去にないほど自然災害が多い一年でしたね。
私は大阪在住で、今年6月に大阪北部地震、9月には大型台風を経験。
幸いにも大きな被害はありませんでした。
各地ではかなりの被害をだし、私の家の近所でも電柱や木が倒れてしまったり、未だに停電が続いている地区もあります。
その状況を目の当たりにして本当に悲しい気持ちになりましたし、自然の恐ろしさを痛感させられました。
特にうちには小さい子供がいます。
主人は職場が遠く、仕事で家を空けることが多いので、子供を守るのは私だけ。
子供を守る為には”どうしたらいいのか”を真剣に考える機会になりました。
正直、大人はなんとかなります。
でも子供、特に小さいお子さんは無理なんですよね。
大人が我慢できても、子供は出来ません。
そういうことから、災害時は弱者になるんです。
なので最低限、親の私たちが守ってあげなければいけなりません。
自然災害は予測できません。100%大丈夫!それは不可能。
少しでも安全なように備えておくことが大切なのです。
- もくじ -
子供といる時に地震が起きたら、どうする??
いつ起きるかわからない地震。日中くるかもしれないし、夜寝ているときかもしれませんが、こればかりは予測は出来ないんだそうです。
「緊急地震速報」のシステムが始まり数年経ちます。
誤報があったり、鳴らなかったという人もいますし、6月の北部地震ではアラームより先に揺れました。
そういった面でも絶対確実なものではないことがわかりますね。
日中に地震が起きた場合の危険性
大阪北部地震は朝8時ごろだったので、出勤前や通学前の人が多かったのではないでしょうか。
我が家は、主人はすでに会社に到着済。
子供は幼稚園に行く前でした。
なので一緒に子供といたので、揺れは怖かったけどある意味安心でしたが、主人の会社は自宅から遠いのですごく心配でした。
なにも被害はありませんでしたが、主人は電車が止まり帰ってこれず…
結局、義実家に車で迎えに行ってもらい帰宅したのは日付が変わっていました。
そういった経験から、日中地震が起きるといろいろな問題が出てきます。
今回のように、交通機関が止まること。
私の友人は、電車の中に数時間缶詰め状態になったそうで、凄くしんどかったみたいです。
また、マンションやビルのエレベーターが止まってしまうので、高層階に住んでいる方は困りますし、閉じ込められる可能性もあります。
今回特に、時間が朝の8時。
キッチンでガスを使っているお家があるはずなので、火災も怖かったです。
ただやはり、外も明るいうちだったこともあり、気持ち的に恐怖心はマシだったかもしれません。
夜に地震が起きた場合の危険性
子供の頃に阪神淡路大震災を経験しました。
震源地付近ではなかったのですが、当時住んでいた家はボロボロだったので、子供ながらに凄く怖かったのを覚えています。
震災の発生時刻は1月17日5時46分。
まだ外は暗く、とても寒い日でした。
独特の静けさに聞こえてくる地鳴り、家の物は倒れたり落ちてきたりして本当に怖かったです。
なので夜に起きた場合、寝ているところに物が落ちてきたり、家具が倒れたり、最悪の場合は建物の倒壊に巻き込まれるかもしれません。
そういったことからも、夜に地震がくると危険が多いと思います。
地震が起きた時にために備えておくこと(家の中)
小さい子供がいる家庭では、家にいる時に地震が来ることが多いかもしれません。
だいたいは一緒に座って遊んでいるかもしれないですが、子供が一人で部屋にいる場面もあるはずです。
私が先の地震のあと、余震が続いていたので子供を部屋に一人にさせるのが不安になりました。
でも、トイレに行ったり洗濯を干しにいくときなど、どうしても子供に待っていてもらわなければいけないことも出てきて困りました。
子供自身も怖くてあまり離れなかったんですが、もしまた大きな揺れがきても安全なように徹底したことがあります。
子供部屋に高い家具を置かない
子供部屋限定ではありませんが、子供がいつも遊んでいる部屋には、なるべく背の高い家具や、倒れそうなものは置かないようにしました。
うちは家が狭く、家具の置き場がないのでいろいろ考えて、とにかくベランダに面した一部屋を片付けることで工夫したんです。
いざとなれば出口の確保も出来るし、寝かしておいても大丈夫だし、こうすることで余震が続く中、少しだけ安心できたんですよ。
部屋に靴を置いておく
これは簡単にできるけど大事かもしれないですね。
阪神淡路大震災の時、食器やガラス窓が割れて家の中がガラスの破片だらけになりました。
外に出ると為、そこを裸足で歩かないと行けなかったのです。
その経験を母から聞いていたので、寝る部屋に靴を置いておきました。
でもずっと置いておくわけにはいかないですよね?
なので今ではスリッパと子供には幼稚園で使っていた上靴を置いています。
これだと裸足よりはマシだし、部屋に置いておいてもそんなに違和感もないですしね。
あとは家族全員分の服、懐中電灯、子供には自転車用ヘルメットを備えておきました。
飲み水と食料
地震の直後、水やレトルト食品が品薄になりました。
どこにいってもなく、パンやお菓子も売り切れに…そのほか日用品や子供用品もありませんでした。
大阪などの都市部でライフラインが寸断されることはほとんどありませんが、こういう大規模な災害時には、こういう買い占めが起きてしまうそう。
みんなが買い占めると、不安に駆られた人がさらに買う。
その連鎖が続くそうです。
確かに品薄になったスーパーにいくと、私も不安になりました。
とりあえず子供の物だけでも…と思えば思うほど不安でいっぱいでしたね。
今思えば、そもそも買い占める必要はないのです。
日ごろから少しだけでもいいので、保存食やペットボトルの水などを備蓄しておくことが大事なのです。
あれ以来私がしていることは、まず水に関して24リットルは自宅に確保。
レトルト食品も置いていますが、ついつい食べちゃうので、ご飯を多めに炊いて冷凍でストックしています。
もちろん古くなる前に食べて、新たに炊いたご飯を冷凍にすることで、常に新しい状態を保てますしね!
あとはふりかけを何種類かと、ノリは置いておくようにしています。
いざとなれば、ふりかけご飯や海苔巻きで食べられますし、子供もこれなら食べやすいと思うのでオススメです^^
地震が起きた時のために備えておくこと(外出)
外出先で地震に遭遇したらどうしたらいいのでしょうか。
私自身が出かけ先で、そういう経験をしたことがないのですが、外にいる方が危険な気がします。
例えば、外壁や看板の落下。
これに当たれば命に関わります。
なかなか上に注意を向けられないし、強く揺れているときは身動きが取れないので、これは凄く危ないですね。
防ぐことは難しいですが、揺れを感じた場合はビルやマンションから離れるようにしましょう。
また避難場所の確認を事前に家族でしておくことも必要です。
災害時はなかなか連絡も取りづらくなるので、しっかりと安否確認の方法も相談しておきましょう!
さいごに
今年立て続けに経験した災害。
被害はなかったけれど、いろいろなことを考えさせられました。
特に家族ができ、守りたい大切なものが増えれば増えるほど災害に対しての恐怖感は大きいのです。
近い将来くるといわれている南海トラフ地震や、首都直下型地震。
正直どうしようもないこともあるのはわかっています…
でもちゃんと備えておく習慣をつけ、家族で避難場所などの確認をすること「自分たちは大丈夫!」と安易に考えない。
それだけで変わってくるのかもしれません。
明日からでも簡単にできることからはじめてみてくださいね^^